高配当銘柄のAT&T、お前はどこまで下がるのか?これは陰謀に違いない、、、。しかしAT&Tには悲観していない!!

2017年11月6日月曜日

AT&T 個別銘柄

株価絶賛下落中!

今、株価下落で話題をさらっている銘柄といえば、AT&Tはそのうちの1つに入ると思います。


年初来で、-21.69%と輝かしい数値を残しています。ちなみにS&P500指数が+15.58%、株価が大きく下落しているようなイメージのあるIBMも-8.67%となっています。いかにAT&Tの株価下落率がと突出しているのかがわかります。


赤:S&P500 青:AT&T 緑:IBM


株価下落の要因

この状況はAT&Tが大好きな人間としては屈辱的な展開ですが、自分では何もできないのでどうしようもないです。


そもそも株価下落の要因として業績不振があるわけですが、業績不振の要因としては2つあり、


  1. 携帯電話業界、競争激化
  2. 動画視聴の苦戦

の2つが大まかな業績不振の理由です。


ならばこの2つの要因を解決できれば、AT&Tの業績が上向き、そして株価も上向くということになります。が、当然強力な相手がいるので、やすやすと上手くいくはずはありません。


携帯事業はベライゾンやTmobile、そしてSprintといった強力なライバルがいます。どこも低価格路線やプランの拡充など一歩も引く姿勢を見せていません。


また動画視聴は、インターネット動画は伸びているとはいえ、衛星テレビの契約者は減少しています。米国では衛星テレビからインターネット動画への流れが鮮明です。この流れはネットフリックスのように、インターネット動画を専門に扱っているならば恩恵がありますが、衛星テレビも扱っているAT&Tには恩恵と痛みの両方が重なります。


どちらの事業も強力なライバルがいるとなると、業績の順調な伸びは厳しい道のりであるといえます。それどころか長い業績の下落も想定できます。そういうことが今年のAT&Tの株価の下落に繋がっているのだと思います。



素晴らしいバリューエーション



しかし一方で株価の下落は「株価」の魅力を高めます。現在の配当利回りは驚愕の5.89%。予想PERに至っては、11.41%です。ほんとに32年連続増配銘柄なのか?相当魅力的な数値だと思います。


もちろん承知していますが、これからさらに株価は下落する可能性はあります。以前、AT&Tの配当利回りが5.5%くらいになったときも、「相当安い!!」と思ったものでしたが、それからさらに株価は下落しています。



日本はなんだかんだで3強維持。

ただ私はAT&Tには悲観できません。なぜなら根本的に電話は生活に必要なものだからです。AT&Tがなくなるということは考えづらい。正直なところ、AT&Tとベライゾンの2強は変わらないと私は考えています。日本もなんだかんだで3強は変わりません。明らかにYmobileとかの方が安いのに、なぜかみんなドコモとかAU、ソフトバンクと契約しています。なんで?私のところは夫婦そろって格安スマホです。


見栄的なものなのか、それとも電話は信用できるところで契約したいのか、よくわかりませんが、3強であることは間違いないです。米国も結局そんな風になるんじゃないでしょうかね?


あと直感的なものなのですが、国としても国防とかそういう観点から、通信は国内資本で抑えたいのが本音じゃないでしょうか?



使い放題プランを打ち出せばいいんじゃない?

またどうもAT&Tは今のところ本気出していない気がします。これもただの直感ですが、ベライゾンはデータ通信などの使い放題プランを復活させて、契約者数をのばしました。AT&Tもいざとなればそれをやればいいだけの話です。


携帯電話はコモディティ化しているので値段が勝負です。ただそれをやれば利益率が落ちるのでやらないのだと思います。もし他社と同じようになりたいのなら、同じことをすればいいだけの話です。使い放題プランなんて簡単にできるんじゃないでしょうか?



今は抑えていると思う。

あと下種の勘繰りなのですが、今AT&Tは内容の良い業績を出すわけにはいかない状況だと考えています。タイムワーナーとの合併の承認を当局に求めている段階ですから、今AT&Tが絶好調ならば、独占の懸念のある合併承認には風当たりが強くなるからです。


今はなるべく、「AT&Tはこんなに絶不調なんです。だからタイムワーナーと合併しても脅威にはなりませんよ」とアピールする時期なんじゃないでしょうかね。


今、絶好調だと当局としても合併承認はなかなか下せない判断じゃないでしょうか。世間の風当たりも当然あるでしょうし。AT&Tは以前合併に失敗していますから、経験はあるし、同じ轍は踏みたくないものと思われます。



タイムワーナーのコンテンツ力

まあ全部ただの個人的意見なのですが、私はAT&Tには全く悲観していません。私はAT&Tとタイムワーナーとの合併は承認されると信じていますが、タイムワーナーのコンテンツは素晴らしい。バットマンとかスーパーマンはアメリカ人大好きですから魅力があります。


最近、任天堂のマリオやゼルダといったコンテンツの威力を思い知らされているのですが、タイムワーナーのキャラクターもかなりのパワーを持っていると思います。


そういうコンテンツは下手なことさえしなければ、金を生んでくれると思います。