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バフェットの財務諸表を読む力

2016年7月17日日曜日

独り言

バフェットの財務諸表を読む力

メアリーバフェット&デビッドクラーク(著)、峯村利哉(訳)

長期投資のための役立ち度  ★★★★☆

米国株の役立ち度  ★★★★☆

読みやすさ  ★★★★☆

エンターテインメント的な面白さ  ★★★☆☆

もう一回読むべきか  ★★★★☆



「バフェットの財務諸表を読む力」を読みました。

{バフェットの~}と付いている本をつい読んでしまいますが、実際このシリーズはかなり役に立ちます。



著者はメアリーバフェットさんとデビットクラークさんという、バフェットの息子の元嫁と熱心なバフェット教信者の共著です。

皮肉な見方をすると、元嫁がバフェットとの縁を活かして商売している感じですが、本の内容はバフェットさんの考え方を一般人にも分かりやすく解説してくれる良著です。

バフェットさんの考え方を理解するにはメアリーさんのこのシリーズは読んだ方がいいと思います。



今回の「バフェットの財務諸表を財務諸表を読む力」ですが、若干バフェットじゃなくてもわかる基本的な財務諸表の読み方が載っている本でした。

皮肉な見方をすると、「こんな基本的なことを書いて、まさかバフェットの名をかたって金儲けがしたかったのか?」と勘繰ってしまいます。(皮肉な見方をし過ぎ。笑)

しかし当然そればかりではなく、永続的優位性を持つ企業の財務諸表の特徴とか、財務諸表から永続的優位性を持った企業を探し出すということも解説しています。

財務諸表の観点から、なぜ永続的優位性を持った企業が有利なのかということも教えてくれます。



私が印象に残ったのは、「配当よりも自社株買いの方をバフェットは好む」というところでした。

配当も自社株買いも株主還元なのですが、配当で受け取った場合には税金がかかりますが、自社株買いには税金がかかりません。(企業が株を買うのだから、買うことに税金はかからない。税金がかからない分有利。確か米国の配当金に対する税金は10%)

現金で貰えるから一見配当金の方が嬉しいですが、税金を繰り延べて、株価の上昇=時価資産の増大という観点からは自社株買いの方がいい、ということです。

配当金で生活したいという人は配当金による株主還元の方が嬉しいでしょうが、富の最大化ということに重きをおくのだったら、税金をとられない自社株買いのほうがいいのかなと思います。



正直、私は今まで主に配当金目的の投資でしたが、少し考え方が変わりました。



私は基本的に永続的優位性を持った、安心できる銘柄を探しているわけで、長期投資に役に立つ本だと思います。

また日本と米国の財務諸表は少し違うようで、この本は米国の財務諸表によっていると思うので、米国株投資に役立つと思います。

読みやすさはいいです。

メアリーさんの本は読みやすいですね。

また財務諸表の本ですが数値ばかりではないので、取っつきやすい。

エンターテインメント的な面白さは、ジャンルがあれですからね、、、。

けど興味があれば面白いでしょう。

私はもう一回は読みたいと思います。