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【ハワードマークス】株価下落に対する準備・心構え.

2016年11月6日日曜日

私の投資法


投資家が必ず遭遇する、株価の急落

日経平均・NYダウの下落、ドル円の円高。市場はリスクを意識し、警戒しています。
リスクの主な原因は米国の大統領選です。

私は特に株を売る予定もないのですが、こういったリスクオフの展開に投資家が遭遇することはよくあることです。

リスクオフ時への対応をあらかじめ考えておくことは、意味のあることだと思います。自分への戒めも兼ねて、リスク時への対処法を考えたいと思います。


ハワードマークスの対処法

自分でもリスクへの対処法をいろいろと考えることはあって、いろいろ腹案はあるのですが、

「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」

の著者、ハワードマークスさんの教えを参考にさせていただきたいと思います。より洗練された考えで非常にためになるからです。やはりプロは違います。


本から参照させてもらうと、

  • お気楽で無謀な他の投資家の振る舞いに気づく
  • 下落に対する心構えをする
  • 資産(少なくともリスクの高いもの)を売却する
  • レバレッジを引き下げる
  • キャッシュ比率を高める(他人の資金を運用しているのであれば、顧客にキャッシュを返却する)
  • ポートフォリオ全般でディフェンシブな傾向を強める

という6つです。

この6つの対策は非常に有効だと思います。しかも実行するのに正直、そこまで難しいということではない。それでいて効果はかなり高い。覚えていて損はないんじゃないかと。


心構えだけで充分に効果はある

例えば、「下落に対する心構えをする」という言葉がありますが、これは何かを実行に移すというわけではありません。

ただ、

「下落するかもしれない」

と心構えをするだけです。しかしこれだけでもかなり効果が高いと思います。

「株価が下落することはある」と考えていれば、株価の下落が実際に起きても想定内です。とりあえず株価の急落にパニックになって、狼狽売りすることはないでしょう。心構えをするだけで、効果があるのだからいいことです。

ちなみに「狼狽売りして市場からサヨウナラ」はとてももったいない行為です。

例えばリーマンショックが起きて株価は大暴落したわけですが、実のところあれだけの大暴落が起きても、その後リーマンショック前の株価水準を回復し、高値を更新し続けています。焦って売って、ハイさようならをすれば損をしただけで終わってしまいます。

株価が下落する心構えをして方針をしっかり持ち、下落してもいつかは株価は回復する、いつまでも下落し続けるものではない

ということを念頭にいれておけば、そうそう性急な行動はとらないでしょう。


株価下落時の現金は何より強い

また「キャッシュ比率を高める」という準備をしておいて株価下落途中に株を買っていけば、大きなリターンを得る可能性はあります。

リーマンショックの下落中に株を買いつづけていたら、今頃は含み益だらけになってい要ることと思います。



ハワードマークスが言う、リスクオフ時の対処法は決して難しくない行動です。簡単なことでリスクへの対処法ができます。

投資を長くやっていると投資というのは、「知識・知能」よりも、「自己を律することが出来る」ということの方が重要かもしれません。

投資本やブログなど良い情報はたくさん溢れているのだから、あとはそれを自分が実行するかしないかだけなのかもしれません。

S&P500のETFを市場がイケイケの時に高値で買うか。それとも皆が臆病になって逃げだすときに買うか。同じS&P500のETFでも買い時によってパフォーマンスが違います。

良い時期に買えるのは、リスクに備えた投資家の特権です。





ハワードマークスの本は投資家にとってためになる言葉が満載です。以下、心をとらえた言葉を記事にしています。

【ハワードマークス】最高の投資機会は、資産の保有者が投げ売りするときに訪れる。

・【ハワードマークス】サイクルがあることがやがて判明する。

・【ハワードマークス】誰も欲しがらないものを買えばよい