バフェットの凄さ

2016年12月22日木曜日

独り言

今、「株で富を築く バフェットの法則」(著ロバート・G・ハグスローム)という本を読んでいます。

この本は数あるバフェット本でも中身が良質な気がします。

やっぱりバフェットさんは超凄いなあと改めて感心した本です。


バフェットさんの凄いところは、数えきれないほどあるのですが、驚異的なのはそのパフォーマンスです。


ちょっと上から目線で分析させてもらうと、パフォーマンスは確かに時代が良かったというのもあると思います。

チャールズエリスの本にありましたが、昔は今より個人投資家の割合が多かったようなので、プロが市場に勝てる時代だったようです。

今ではやる気と能力のある機関投資家が市場の9割を占めているので、そこから抜きんでるのは難しいようです。

しかしそのプロの中でも超トップレベルの成績を上げているのだから、いかにそのパフォーマンス・能力がずば抜けているかがわかります。




最近のバフェットさんのポートフォリオは、クラフトハインツ・ウェルズファーゴ・コカ・コーラ・IBMなどの大型銘柄で構成されています。

これらの銘柄がS&P500を大きくアウトパフォームしているかというとそんなことはありません。

資金が大きすぎて、大型銘柄しか買えないせいかもしれませんが。

それでもバフェットさんの凄いところは、どちらにしろ金が入ってくるシステムを作っているところです。




いうまでもなく、保険事業から資金を調達して、プールできる金で投資するというとんでもないシステムです。

これならいつもキャッシュが入ってくるわけだし、株価が上がらなくても手元に資金はあります。

株価も上がれば超ラッキーと。

銘柄が手堅いのも納得です。

トランプ次期大統領がよく、「でっかく考えろ」と言っていますが、よく考えているなあと思います。




この本の後書き・解説はピーターリンチですが、そこにバフェットさんが言った言葉が書いてありました。

「40年の経験の中で重大な成果をもたらしたと言える決断を下したのはわずか12回を数えるだけだ」

とあります。

この言葉はいろんなことを教えてくれる言葉だと思います。

その12回の中には、アメックスへの投資やガイコ、ワシントンポスト、コカ・コーラへの投資が含まれているような気がしますが、ああいう思い切った投資を行わないと、成功は難しいのかなあと考えさせられます。

しかし12回成功すれば、それなりの資金が溜まるのかなあと少し希望も与えてくれます。





バフェットさんの場合は資金が大きいので、会社ごと買収という手段も取っているので、私のような個人投資家とは立場が違うと考えがちですが、それでも市場にはバフェットさんも見送ったお宝銘柄がまだまだたくさんあります。

そういう銘柄を個人投資家も買うことはできるわけですし、バフェットさんだから特別な位置にいたわけではないと思います。

成功するにはそういう銘柄に投資していきたいなと思います。