やっぱり安定推移か。P&Gの業績。

2017年6月13日火曜日

個別銘柄


61年連続増配銘柄で、なんと127年連続で配当を続けている超安定銘柄、P&G(PG)について考えたいと思います。4年間の売り上げを表にしてみました。(マネックス証券より無料で頂いた米国株レポートより作成)


で、売上は落ちているのですが、これは最近の経営スリム化のためのブランド売却によるものでしょう。営業利益は横ばいなので、不採算部門を売った結果でしょうか。ここまで売上が落ちているのに、営業利益が横ばいなのは逆にすごい。コスト削減や業務の効率化がしっかり出来ている証しでしょうか?


売上を上げて利益を上げるのに越したことはないですが、PGの規模で業界のことを考えると、ここから売上を上げていくのは素人目には難しく見えます。先進国ではもう売れるだけ売っている気がしますし。しかし最終的には売上を上げないと利益を上げるのも難しいと思います。経営のスリム化に一定の道筋がついた今、これからは売上の方も頑張ってもらいたいです。(と軽く言ってみる)


EPSは横這いという表現でいいのでしょうか?正直、先進国の人口も増えない、競争も多い今の時代、EPSを伸ばすには自社株買いくらいしか私には思いつきません。横這いならいいんじゃない?と思ってしまいます。が横にある大事な数値、配当金を伸ばすためにもEPSは伸びて欲しいですね。連続増配がかかっていますから。頑張ってください。(と軽く言ってみる)


営業キャッシュフローは微妙に増えているのか、、、?少なくとも安定的であるとはいえます。やはりPGのような銘柄の魅力は、安定的なキャッシュフローにあります。あと連続増配と。連続増配が可能なのはキャッシュフローが安定的だからでしょう。この数値はやはり強いので、心配は無用です。




で気合を入れてPGの売上構成比と2017年1~3月期の部門ごとの前年同月比の表を作ってみました。PGの素晴らしいところは、日本の投資家に向けて日本語で決算リリースの要約を公開しているところです。で、それを参考に作ってみましたが、売上構成比はマネックス証券より無料で頂いたレポートを参考にして作っています。なので売上構成比の数値は2016年6月時点ですが、多分2017年1~3月期と大きく変わらないと思います。


この表を見て、「PGは意外に堅調じゃないか?」と思いました。純売上高は-1%ですが、これはもろに為替の影響です。この表には載せていませんが、為替の影響が-2%あります。


右端の本源的売上高は為替や買収などの影響を除いた数値です。そちらを見ると、ネットのところでは売上は1%増えています。なんか少し騙されているような気もしますが、嘘ではないでしょう。しかし多国籍企業はどうしても為替の影響を受けますから、為替込みで考えるべきでしょうか?


大きく落ち込んでいる部門として「グルーミング」があります。-6%です。この部門にはかの有名な「ジレット」があります。今はどうかしりませんが、バフェットが好きだという。でまさにこのカミソリ・替刃部門が-6%落ち込んでいます。米国内での競争激化により、販売量の減少と値下げの影響が要因のようです。


米国では「ダラーシェーブクラブ」(ITmedeaに飛びます)というサービスが勢いがあるようですが、そういうのも影響しているのかな、と感じました。PGどうするのかなあ?


しかしPGをトータルすると、今すぐに売るような銘柄でないのかな。とりあえず業績は横這いですが、連続増配もしています。キャッシュフローも安定的です。持っている人の精神衛生的にはいい。当然ホールドです。