VFコーポレーション(VFC)の業績内容。とにかく増配してくれ。

2017年6月5日月曜日

個別銘柄


NYダウが史上最高値を更新する中、現在私のポートフォリオ中約25%を占める、VFコーポレーション(VFC)の業績を考えたいと思います。VFCのサイトを見ましたが、なんとこの会社115年もの歴史を誇る会社のようです。驚きです。ちなみにVFCのVFは「Vanity Fair」という旧社名が由来のようです。


売上は横這い

で、売上はやや横這い気味です。直近の2017の1~3月期の決算では、売上は前年から2%下落しています。


売上下落の理由として、困難な小売り環境と通貨の逆風が挙げられています。通貨の逆風はドル高という意味でしょうが、「困難な小売り環境」というのは具体的には分かりません。アマゾンや他のアパレルメーカーとの競争が激しくなったのでしょうか。確かに日本でも服の競争は激しそうです。とりあえずユニクロ行けば何でも揃いますからね。


主力のアウトドア・アクションスポーツは伸びる

しかしVFCの最大セグメントのアウトドア・アクションスポーツ部門の売り上げは4%増となっています。The North FaceやVans、Timberlandのある部門です。世界的にアウトドアやスポーツの需要が増えているので、このブランド群にはしばらく期待できるのではないかと考えています。まず形から入る人も多いですし。


ちなみにジーンズ部門は売上8%減、Imagewear部門は5%減、スポーツウェア部門の売上高は17%減でした。で、全体の売り上げは先に述べたように2%減です。
 

利益率、配当、CFは良い

売り上げは横這いの状況ですが、利益率はまだまだ確保できているようです。私のイメージですが、利益率の確保をVFCという会社は得意としているように思います。逆にここが崩れてくるようなら、安く売らないといけない状況に陥っているわけで、有利な状況が崩れるということです。しかしその辺りVFCはよく考えていると思いますので、利益率が落ちるようなら手を売ってくるとは思うのですが。


配当とCFですが、配当は連続増配しています。CFは下落気味に見えますが、10年間の数値で見ると上昇しています。ただ直近は少し怪しい雰囲気もありますので、この辺りはよく見ていく必要があると思います。まあ何か原因がなければ、株価もここまで調整しませんよね。



アウトドアやスポーツは世界的トレンド

VFCのブランドであるノースフェイスはアウトドアブランドです。米国ではミレニアル世代を中心に、物より体験するといったことにお金を使う傾向があるようです。日本でも登山が少しブームになっている節があります。期待しているのは中国で、経済発展をすでに十分に遂げているので、これから少し余裕が出てくるかなと。そうなれば余暇にお金を使う傾向がでてくるのではないかと思います。実際、VFCのアウトドア・アクションスポーツ部門の売り上げは伸びているので、アウトドアやスポーツに時間を振り向ける傾向は世の中に現れているのでしょう。


VFCはホールド。推移を見守る。

VFCの株価が下落したのは右肩上がりだった業績が横ばいになったからです。私が逆張り的にVFCを買ったのは、長期保有には悪くないと思ったのと、業績が回復すれば株価もやや戻すかなと考えたからです。業績の先行きについては、まだ判断を下すのが早いと思います。不採算部門をどうするのか、撤退するのか、主力部門をさらに伸ばして補うのか。今までの実績から私はVFCを信頼できると思いますので、株はホールドして推移を見守りたいです。