気になる銘柄、XOM、IBM、CSCO、TGT。

2017年8月21日月曜日

CSCO 独り言

気になる銘柄(Google Financeより)

米国株ブログを見ていたり、いろんな情報に接していると、ふと「こんな良さそうな銘柄があるのか!」と思うことがあります。



スターバックスの中国への傾倒は?


前回もこういう記事を書いたのですが、前回はスターバックス(SBUX)が気になると書いていました。しかしどうも、やはりというべきか中国リスクは気になります。スターバックスは中国事業を強化すると言っているみたいですが、中国企業に「党の介入を認める動き」が出ていることは凄く気になる動きです。


「中国企業、党の介入明文化」 日経新聞より


まあ共産党の言うことを聞いて儲けられるのならそれでいいんですが(巨大市場ですし)、この国から出ていけとか、何か変なルールを作ったり、もしもということもありますので、正直、全面的には信用できない。



まあそれはそれとして、やはり高配当利回りの企業ですよ。XOM、IBM、CSCO、TGTあたり気になります。



エクソンモービル


エクソンモービル(XOM)の株価が80ドルを割ってきて、配当利回りが4%を超えてきました。エクソンモービルといえば 原油価格が大事ということですが、なかなか原油の価格は上昇しません。


OPECの減産は実施されていますが、もうOPECが原油の価格決定権を握っていないのは明らかではないでしょうか。減産しても原油価格に全然影響ないように見えます。相変わらず40~50ドルのレンジでしょう。そもそも協調減産できているのかも疑問です。


需給と供給のバランスが、昔とは違うという事実は認められているとは思います。供給が増えている。アメリカのシェールオイル企業の参戦がこの業界の構造をがらっと変えたのは間違いない。で、原油の価格が上がればシェールオイルの企業が生産を増やすのも一連の流れです。


OPECが原油の生産の大部分を担うのなら価格決定権はOPECにありますが、もう競争原理が原油市場に持ち込まれたので、価格が上がれば供給が増える、なかなか価格は上がりにくいと見るのが普通でしょう。


しかし油というのは絶対的に需要があるのも間違いない。電気自動車といいますが、原油の使い道は全部自動車というわけでもない。発電とか生活必需品とかさまざまな物に使われています。ですので需要は絶対にある。


株価がどこで下げ止まるか、企業の業績が安定してくるのか、というのが目下の注目点かなと。石油大手企業は絶対的に存在し続けると思われているわけで、だから80ドル前後で大きく売られないのでしょう。なので原油価格の安定と共に業績も安定してくれば、先行きが見通せるので安心感はでてくるのかなと。これから原油価格が40~50ドルでもやっていけるのか、連続増配のための元手は稼げるのかということは気になります。


XOMには悪い風が吹いているのは間違いないと思いますが、とうてい企業が無くなるというのも考えにくい。なので「う~ん、どうなるのか、難しいね」という感じでしょうか。


XOMのキャッシュフロー

これはXOMの年次のキャッシュフローですが、やはり「う~ん、どうなるのか?」という感じです。XOMは気にはなるが、なかなか難しい銘柄です。無くなることはない、だけど、、、?



IBM


永遠の不発弾ことIBMですが、これも気になります。まず配当利回りがとうとつ4%をゆうに超えました。4.29%。で連続増配銘柄です。いや連続増配銘柄がこんな高配当でいいのか?と美味しい話すぎのような気もします。


IBMは減収減益の嵐という銘柄で、とうとう140ドルを割ってしまいました。140ドルくらいで下げ止まるんじゃないかと思っていたのですが、なかなかの値動きです。しかし日米問わず大抵の投資家はなぜかIBMが大好きなので、業績が下げ止まれば株価は急上昇する可能性があります。それを考えると連続増配銘柄でもあるし、非常に気になる銘柄です。ただあまり早い時期に手を出すと、痛い目にもあいそうなので怖いです。


IBMのキャッシュフロー

これはIBMのキャッシュフローの流れですが、どうも業績ほどキャッシュフローは落ち込んでいないと見えるのは私だけでしょうか。まあいずれキャッシュフローにも影響はあるのかもしれませんが、IBMのまだ余裕のある配当性向などを考えると、どうもIBMは何かやってくれそうではある銘柄です。ただ株価、業績がいつ下げ止まるのかは気になります。




シスコシステムズ。


私の保有銘柄でもありますが、シスコシステムズ(CSCO)も非常に気になる銘柄です。配当利回りは3.82%と4%は超えていませんが、じょじょに高くなってきています。シスコで気になるのは、主力のルーター事業など既存事業の落ち込みです。


先日発表された決算発表では、売上高は全体で-4%となっています。既存事業のスウィッチングやルーターでは約-9%となっています。その他の新しい、伸ばしたい分野が伸びているので全体では-4%となっています。が主力が落ちているので、売上は落ちています。


CSCOのキャッシュフロー

これはシスコのキャッシュフローですが、売上は落ちているのですが、CFは逆に上がっていないか?と見えます。新規事業はどれだけぼったくっているのか利益率が高いのかと思いますが、シスコが目指す事業構造の方向性が、(勘違いかもしれませんが)分かるような気もします。


XOM、IBM、CSCOの中では、私はCSCOが良いように見えます。しかし投資する人って基本、ハイテク銘柄好きですよね。



ターゲット。


最後にターゲット(TGT)です。ターゲットと言えば小売業、小売業と言えばアマゾンの脅威ということですが、先日のTGTの決算では、アマゾンの影響をそこまで受けているとは思えない決算でした。


ターゲットを考えるのにアマゾンは避けて通れないので、ターゲットを考えるのならアマゾンのことを考えた方がいいかもしれません。文字数も長くなったのであれですが、アマゾンは最近コンビニ型のショップをオープンさせるようで、最初は大学に隣接した場所で実験を始めるようです。


私はコンビニ型のアマゾンは非常に便利だと思います。アマゾンの商品と相性がいい。ちょちょい、といって受取りでき、ひょいひょいと軽くついでにジュースでも買うと。逆にスーパーとアマゾンの組み合わせはどうなのか?と思います。豆腐を買いに行くのにアマゾンはいらんやろうと。馬鹿みたいなことを書いていますが、突き詰めればそういうことじゃないでしょうか。


日本のコンビニみたいにたくさんあって、アマゾンの商品をすぐに受け取りができるのは非常に便利ですが、スーパーのだだっ広いなかでジュース1本買ってアマゾン受け取りというのも、そういう行動を人が取りたがるのかどうも腑に落ちない。




私はよくイオンに行きますが、特に買うものが無くてもいくことがあります。でついつい「カントリーマアム」を買ってしまうのですが、なんというか店に行く楽しみというのも人間本来備わっている本能のようにも思います。アマゾンを使うという便利さを求める本能もありますが。しかし(私だけはないと思いますが)実体験的に店舗での楽しみというのを感じている以上、実店舗が無くなるというのも考えづらい。需要があるわけですから。


「アマゾンでの買い物は味気ない」と、健康によくないコカ・コーラを敬遠するのと同じように、そういう消費者行動がきてもおかしくはない。確か米国のミレニアル世代はモノよりも体験を重視すると言われている世代だったような。


まあ、いずれデジタルでの買い物の伸びが頭打ち、実店舗とデジタルでの買い物の割合がある程度の範囲に収まってくるときが楽しみです。


TGTのキャッシュフロー

TGTのキャッシュフローですが、悪いようには見えない。



連続増配企業の底力を見せて欲しい。


まあXOM、IBM、CSCO、TGTにいえることですが、連続増配できるような優良企業はなかなかの企業力をもっていると思われます。(シスコは数十年もの連続増配銘柄ではないが、なかなかの企業力を持っていると思われます)


どれも悪材料はありますが、こういう銘柄が高配当でさらっと存在している米国株は凄いなと思いました。