【PM】フィリップモリス2018年第1四半期のシンプル決算分析。株価が急落したけど、、、

2018年5月3日木曜日

PM

PMのシンプル決算


私は4月の終わりに米国株・高配当銘柄のフィリップモリス(PM)を購入しました。決算発表後に株価が急落した銘柄です。


決算発表から少し時間が経ちましたが、2018年第一四半期の決算をシンプルに数値だけ見ようと思います。


利益率の低下が気になる

PM
2018Q1
2017Q1
売上高
6896
6064
営業利益
2426
2416
営業利益率
35.2
39.8
純利益
1556
1590
EPS
1
1.02
ガイダンス
5.25~5.40
5.20~5.35


簡単にまとめると、
  • 売上高は+13.7%
  • 営業利益は+0.4%
  • 営業利益率は-4.6ポイント
  • 純利益は-2.14%
  • EPSは-1.96%
  • ガイダンスは50セント増加

です。


株価が急落しましたが、個人的には株価が下落してもおかしくはない決算だなと感じました。そう思う理由は、利益率の低下です。


売上が伸びているのに利益額が伸びていないのは、利益率が落ちているからです。私の乏しい英語力では、決算書から利益率低下の理由は分かりませんでした。しかし一時的な原因ならば、純利益だけが低下するだけで営業利益率まで低下することはないだろうと思います。


そう考えると、PMの商品力が低下して競争力も低下しているという風に捉えることができます。一言でいうと、「売れないから安売りした」ということでしょうか。


2018年のガイダンスは50セントの上昇をアナウンスしていますが、これは主に税制が変わったためのようです。自力で伸ばしたわけではないので、来期以降はさらに困ったことになるのかもしれません。


市場がこういったところを材料視して、株価が急落したのならば納得できます。株価は将来を織り込むものですし、米国株式市場はかなり効率的な市場といわれます。あながち市場が与えているPMの株価評価は正しいのかもしれません。


いつの時代もタバコ業界には向か向かい風?

利益率の低下が正しいとすれば、PMはこれから意外に苦労するのかもしれません。この利益率の低下の原因が分からないので、なんともいえないのですが、、、。


まあしかし、どちらにしろ先進国では喫煙者の数が減少していくのは間違いないし、タバコが体に悪いのは間違いないです。そう考えると、いつの時代も過去も未来も、タバコ業界には暗い雰囲気が漂っていることになります。


「喫煙者が減るなら売価をあげればいいじゃん。どうせタバコやめられないから、吸う奴は買うよ」という意見もありますが、どうなんでしょうかね。そう簡単に価格を上げられるものなのかどうか。


いろんなことをふっくるめて、タバコ業界の難しさを物語っています。


増配・高配当が続きそうな限り投資

いろいろあるのですが、悪い材料がでてきても、経営者はただ手をこまねいているわけではないです。iQOSの売上が思ったほど伸びていない、となると、そのまま何もしないで放置するはずはない。


何か手を打つはずですが、競争相手もいるのでそう思うようにはいかない。まあしかし日本の場合は敵といえば、JTくらいなもんじゃないでしょうか。競争相手が少ないので、どちらにしろ寡占状態になるんじゃないでしょうか。JTの一人勝ちというのもないでしょう。マルボロとかラークというブランドはそれなりにファンがいそうです。


まあ、タバコ業界、PMへの投資。いろいろ難しいのですが、まあ配当利回りは高いし、EPSが5.20~5.40ならばまだ増配余地はありそうです。株価は見ずに業績を静かに追っていこうと思います。