このブログを検索

書評:マネーという名の犬

2018年6月30日土曜日

書評 独り言



タイトル
マネーという名の犬
内容
お金に関すること。お金を貯める方法。
形式
ソフトカバー。全267ページ。
読みやすさ
読みやすい。平易な文章。
読了時間
約3時間。1日はかからない。
コスパ
新品1500円。価値はある。また読了時間3時間に対しての価値は大きい。
総合点
10点満点中9点
おすすめする人
お金を貯めたいが、お金を貯めることに若干の嫌悪を感じてしまう人。

【ボード・シェーファー・著、田中順子・訳、村上世彰・監修】


お金に対するイメージを変えてくれる良著

「マネーという名の犬」を2回読了しました。良い本ですね。読み終わった後の感想としては、「お金に対するイメージを変えてくれるな」ということです。


投資をしている人やお金を貯めている人の中には、


「投資で稼ぐことは働かないで稼ぐことなので、若干の引け目を感じる」
「お金ばかり貯めて、まるで守銭奴みたいだ」


というようなことを感じている人がいるかもしれません。しかしこの本をみると、お金を貯めることや投資をすることが、とても素晴らしいことのように感じます。


お金に対するイメージチェンジ!!


そもそもお金を貯めることは大変なことですし、お金を受け取ることは、世間や個人に対して何かを与えた見返りです。それが悪いはずがない(もちろん違法行為は厳禁!)。


お金を貯めるということに対しては、何かしらの努力をしているわけです。その努力の結果に対してお金が貯まるわけですから、お金を貯める行為を否定することは、自分の努力を否定することにも繋がります。


自分の努力が否定される、そんなことは一番自分が許してはならない。


筋トレをして筋肉がついたら嬉しいように、お金を貯めようと努力してお金が貯まったら素直に喜ぶべきです。


まあ、このようなことが本書に書いているわけではないです。しかしこの本をみると、そういう風にお金に対して良い方向に感じられることが出来ます。





本書の13章は「お金があれば、困っている人を助けられる」とあります。


それは本当のことだと思いますね。ボランティアという形でもそういうことはできますが、実際問題としてお金がないと何もできない、ということもある。


慈善活動家で俳優の杉良太郎さんの言葉に、



「「福祉をやるには


確かに時間とお金がかかる。


特にお金がないと


見栄えのいい福祉はできません。


でも、お金がない人は


時間を寄付すればいい。


お金も時間もない人は、福祉に対する理解を示し、


実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。


それでもう立派な福祉家なんです。


福祉ってそういうもんです。」」~杉良太郎の名言集より




という言葉があります。


慈善活動家として大家の杉さんが言うんだから、お金がいるのは事実でしょう(杉良太郎さんは本物です)。


お金があると困っている人を助けることが出来る。


そのお金が汚いとはとても思えない。こういうお金の使われ方って、とてもいいお金の使われ方だと思います。お金自身にとっても非常に綺麗な身の振り方になりますよね。お金冥利に尽きる。(^ー^* )





12歳の女の子と犬の物語

とお金に対する私のイメージを変えてくれた本書ですが、内容としては12歳の女の子と犬、そして周囲の人間の物語です。


物語形式で、子供でも読める簡単な文章となっています。著者の方がドイツの方なので、おそらくドイツが舞台だと思います。


12歳のキーラという名の女の子がひょんなことから、ある犬と出会い(のちマネーと名付けられる)、そこから人生を一変させていく、というあらすじです。


物語的にはサクセスストーリーです。とんとん拍子にいい方向に物事が動いていくので、「そんなに簡単に物事がうまく進むかい!!」と突っ込みを入れる人もいると思います。世の中そんなに簡単じゃないんだよと。

それはそうかもしれませんが、本書の登場人物がこんなことを述べています。




「でも1つ言えるのは、キーラがすぐにあきらめちゃうってことね。まったく試そうともしないじゃない。いつも最初から失敗することばかり考えてる。それじゃあ、何もうまくいきっこないわ」(「マネーという名の犬」P54より)




無謀に挑戦して何事も成功するかとえいば、そうではないと思いますが、できるところから始めるということが大事なのかもしれません。そこから何かが変わるかもしれない。


主人公のキーラはマネーという犬と出会い、そこから色々な人と出会い、自分を変え、成長し、夢を実現させていきます。


いろんな人に教えられる内容がキーラだけでなく読者にとっても、非常にためになることなんですよね。はっきりいって難しいことは何一つなく、ただそれをやるかやらないか、続けられるか続けられないか、だけの違いです。


この本に書かれている何か1つでも続けることができれば、人生は少し変わるような気がします。





とても読みやすい本

「マネーという名の犬」はとても読みやすい本です。おそらく3時間あれば読める内容です。物語形式だから読みやすい。1日で読む必要はないですが、読もうと思えば1日で十分に読了できる長さです。


本の形式はソフトカバーで持ちやすいし、ページ数は267ページ。内容を考えたら、3時間の時間をかける価値は十分にあると思います。


良書なので図書館にもあるかもしれません。図書館で借りてみるのもいいと思います。




おすすめする人

お金を貯めたい全ての人や、お金に対して若干の抵抗がある人におすすめする本です。


あと、


「お金を貯めているが、最近どうもお金のたまり具合が遅い」
「どうもお金に対するモチベーションが上がらない」


というような人にもおすすめです。

私も「どうも金のたまり方が遅いなあ」と感じていましたが、とてもいい方向に考え方の変化を起こしてくれた本でした。

タイトルは子供っぽいし(内容もシンプルなので)、「いやいや、ちょっとね、、」という人もいるでしょうが、私は中身は1つの真理だと思っています。

リンク:amazon「マネーという名の犬」


ツイッターでブログ更新情報を発信中!!【ブック@invest_book】