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AT&T。株式市場の期待の低さが魅力の高配当銘柄。

2018年8月14日火曜日

AT&T

AT&Tの1株あたり配当金は0.5ドル


8月はAT&Tからの配当が振り込まれました。1株当たり0.5ドルです。

去年が0.49ドルだったので、0.01ドル増えています。

AT&Tは1セント刻みの増配を続けていますが、これはずっと続くのでしょうか?

まあAT&Tの経営陣次第でしょうが、AT&Tの株主は「まあAT&Tの業績ならこんなもんだろう」と思っているのかなあ。




2018年第2四半期決算


AT&Tは7月24日に2018年第2四半期決算を発表しています。


AT&T2018Q22017Q2前年比
売上3898639837-2.14%
営業利益64666526-0.92%
調整後EPS0.910.7915.19%
※売上と営業利益:(百万米ドル)

概要は表の通りです。

売上高と営業利益は減少、調整後EPSは15%増加しています。

本業の数値が減少し、EPSが上昇した理由は、営業外の「その他収益」の増加、法人所得税の減少が挙げられます。

ちなみに支払利息が増えていますので、「その他収益」「法人所得税」の効果がなければ苦しかったかもしれません。



一言でまとめると、

本業はやや微減だが、営業外の利益は増加した

ということになるでしょうか。




AT&Tのバリュエーション


AT&Tの配当利回りと予想PERです。


AT&T8.10時点
配当利回り6.16%
予想PER9.11
マネックス証券より

配当利回りは脅威の6.16%!!

NISA口座での税引き後は約5.5%です。

このままの株価かつ配当金の状態が持続すると、約18年間で元が取れる計算になります。

まあ株価が上昇すれば計算通りにはいきませんが、AT&Tは連続増配銘柄でもありますし、この銘柄をずっと持っていれば、高い確率で儲かるんじゃないか?と思わせる配当利回りの高さです。

1セント刻みの増配でしょうから、配当性向にはまだ余裕があります。




予想PERは9.11と、いつも見慣れている15~20倍という数値から一段と下がった数値となっています。

配当利回りとPERが他の銘柄とはランクが違いますね。

この予想PERの低さの原因は、やはりタイムワーナー買収への不透明感と仮に買収したとして、その後の財務への不安から来ているものでしょうか。

司法省はもう一度AT&Tとタイムワーナーの合併に待ったをかけています。

前回の裁判はAT&Tの圧勝だったような気がしますが、司法省はまだあきらめていないようです。

個人的には、これはおそらく嫌がらせで、タイムワーナー傘下のCNNが嫌いなトランプ大統領への司法省のご機嫌取りだと思います笑。

「合併阻止には失敗しましたが、我々は何度か合併阻止のために行動しております」という大統領寄りの行動をしていますよと。

訴訟費用も自分の金じゃないのだから、自分の地位を守るためにはそれくらいするんじゃないでしょうか。

まあ話がそれましたが、AT&TのPERはかなり低いんじゃないだろうかと考えます。




あまりの期待の低さにAT&Tに希望を感じる


結局、タイムワーナー買収前のAT&Tの業績は微妙です。

本業ではぱっとしません。ただ法人税減税などの効果で、EPSは上昇しています。

配当投資家としては、配当金の原資であるEPSの上昇は安心材料です。

これでしばらくは配当金が持続できるぞと。

だから今のところ、業績に関しては心配する必要はないと考えています。




タイムワーナーの買収が成功したとして、それはAT&Tの業績にプラスになるでしょう。財務的にはかなりのマイナスでしょうが。

仮に土壇場で合併失敗、となっても、上述の通り配当性向には余裕があるので、個人的にはどちらに転んでもいいです。

またAT&Tのような大企業で、人々の生活にかかせない事業を営んでいる企業の配当利回りとPERが、ここまで低くなるというのはチャンスじゃないかと思います。

すこし本業の売上が落ちているとはいえ、そう簡単に潰れたりする会社なのかなと思います。

米国株式市場のあまりのAT&Tへの期待の低さに、逆に希望を感じています。


AT&Tの銘柄分析記事です。
【AT&T銘柄分析】AT&Tは投資家からの期待が低すぎる通信・エンタメ企業。
AT&Tはこれからも配当金を増配できるのか?



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