株式投資を長く続けるため、自分の考える以上に保守的な運用を心がける

2018年8月28日火曜日

私の投資法

リスク許容度に収まる投資方法を


 株式投資を長く続けるには自分のリスク許容度の範囲でポートフォリオを組むべきだと思います。あまりにリスクの高い投資をすると、株価が下落したときに衝撃に耐えられない怖れがあるからです。

 投資を長く続けるつもりなのに、株価の急落により株を売ってしまうという事態が起きることは避けたいです。資産を増やすつもりが、途中で手放すと逆に資産が減ってしまった!という事態になりかねない。

 そのためには途中で株を手放してしまうようなポートフォリオはやめて、自分のリスク許容度の中にしっかりと収まるポートフォリオを組むべきです。




債券投資や現金の割合増加も手段に


 自分のリスク許容度は自分が考えている以上に低いのかもしれません。大丈夫だろうと考えていたら、株価急落して怖くなって売ってしまったということは日常茶飯事です。ですので、自分のリスク許容度は想像以上に低いのかもしれません。

 リスクを減らす手段は、基本的に分散だと思います。1銘柄よりも2銘柄のほうがリスクは低いでしょう。10銘柄くらい投資すれば分散効果は充分だと言われています(それ以上だと分散効果はあまり上昇しない)。

 ただ理論的に10銘柄でいいと言われても、リスク許容度は心理的なことなので、10銘柄で不安を感じればそれ以上持つことはおかしなことではありません。長く続けられる方法を選ぶことが大事ですから。




 また私は株だけだと怖い、という人は債券投資も視野に入れるべきだと考えています。長期的に株式投資のリターンは債券投資に勝るので債券投資は不要という人もいます。しかし、あのウォーレンバフェットも自分の妻への投資アドバイスとして、9割の株式投資と、1割の債券投資を勧めています。米国の著名な投資本の中にも債券をポートフォリオに組み入れることを推奨している本は多いです。

 景気後退や突発的な株価の下落が、いつか必ず起こることを考えれば、債券投資は妥当な選択といえるかもしれません。

 また債券投資だけでなく、現金の割合を高めるのも1つの手です。私はこの手を使っています。保守的な運用を心がけたいですが、あんまり投資先が増えすぎるのも嫌なので。

 私は現金の割合が全資産の中で、5割をを下回らないようにしています。今のところ、現金6割、株式4割という具合です。半分以上は現金なので、株式投資にも安心して取り組めます。




 自分のリスク許容度が分からない、という人は実際に試してみるのもありでしょう。自分と会話しながらリスク許容度を知っていくというか。自分の無意識は自分が意識しているよりも、自分を知っています。

 例えばある銘柄を1銘柄だけ買って、それを自分のポートフォリオとする。そしてその状態で、自分が心穏やかでいられるか。仕事中に株のことが頻繁に頭にちらつかないか、不安な気持ちにならないか、夜中、寝ている最中に飛び起きて株価をチェックしないか?

 こういう状態になったら、その人にはリスクを取り過ぎている状態です。ですので、銘柄に増やす。銘柄を増やして同じような状況が続くのなら、さらに増やす。10~20銘柄に増やしても駄目なら、株式投資には不安をかなり感じているのかもしれません。

 債券に投資したり、もしくは株式投資の割合を下げて現金の割合を高くする方法が考えられます。現金9割、株式投資1割でもいいと思います。

 もしそれでも駄目なら、株式投資はやめたほうがいいかもしれません。それは恥ずかしいことでも何でもなく、快適な人生を送り資産を失わないという1つの選択肢です。自分のリスク許容度を考えたら、現金への投資が一番です。

 それに株式投資をしなくても人生に何の影響もないですし、株式投資は人生の主な目的ではないのですから。もっと大事にしなくてはいけないことはたくさんあります。




ディフェンシブ銘柄は市場平均ETFよりも株価が下がらない?


 最後に市場平均と連動したETFを買っておけば、個別銘柄を買う必要はないのでは?という意見もあると思います。確かに市場平均と連動するETFは分散がしっかり効いていて、倒産や業績悪化など個別銘柄のリスクはほとんどありません。

 ですので、私もETFのみを買っておけばいいと言う意見には賛成ですが、1つ気になることがあります。それは株式市場にショックが起きたときです。市場平均ETFといえども、株価が急落することがありということです。2008年の金融危機時にはそうなりました。
 2007年の高値1500ポイント付近から2009年には700ポイント付近にまで下落しています。最高で50%以上下落しています

 しかし個別銘柄の中には下落幅が市場平均より低い銘柄が少なくありません。ディフェンシブ銘柄の代表とされる、ジョンソンアンドジョンソン(JNJ)やP&G(PG)、コカ・コーラ(KO)は市場平均より下落幅が低いです。また公益株も下落幅は低いです。


青:S&P500 赤:JNJ 緑:PG 黒:KO


 市場平均ETFは素晴らしい商品ですが、一応このような事実はありますので、保守的な運用を心がけるなら、ディフェンシブな銘柄を組み入れる必要はあるのかなと思います。




まとめ


 長期投資をやろうと決めたら、株は明確な理由がないかぎり売りたくはないです。しかしあまりにもリスクを取りすぎると、恐怖のあまり株を売りたくなってしまうこともあります。そうならないためにも自分のリスク許容度を知り、その範囲内で投資をするべきだと思います。

 最後に私自身の体験を記した記事です。間違っても私と同じ体験をしないでください。資金の35%を投じた銘柄の40%減での売却記事です。

無念!!ブルーエプロン株を売却!!