個別銘柄を多く買えばETFの代用になるのか?

2018年8月12日日曜日

ETF 私の投資法

8月に入り、10倍銘柄を狙ったブルーエプロン株を無念の売却、そして市場平均ETFのVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)を購入しました。

180度ちがうくらいの大きな宗旨替えです。

もともと、市場平均ETFの概念にはかなり賛同していたわけですが、自分の胸の奥底に潜む血気が10倍銘柄への投資という行為に走らせました、、、。




失敗学という言葉を聞いたことがありますが、今思うのは「素人は大人しくETFとか大型株を買っておいたほうがいい」ということです。

正直、とてつもないエリートがシノギを削る世界で、素人が運の要素以外で勝てるはずがない。自分の勤める業界でも、普通は素人に負けないことを考えると、投資の世界でもプロに勝つことは難しい。

「敗者のゲーム」には米国では機関投資家の市場シェアは95%と書いていました。

その世界で素人が売買を繰り返して勝つのは、難しいですよね、、、。




まあそんなLoserの愚痴はさておき、今日の本題は「個別銘柄を多く買えばETFの代用になるのか?」という非常に野心的なテーマですヾ(--;)。ちなみにETFはVTIやVOOなどの市場平均ETFのことです。

「個別銘柄を多く買うなんてめんどくさいこと言わずに、最初からETFを買えばいいじゃないか」という意見もあるでしょう。

私もそう思いますが、ETFに少し疑問を感じないわけではありません。

というのも市場平均ETFの誕生の背景や優位性には、「コストの安さ」というものがあるはずです。

しかしETFを買えば最低でも0.04%の維持費がかかります。

それをもし個別銘柄で代用できるのならば、維持費はゼロじゃないかと。

コストの安さが長期的なパフォーマンスに影響するのなら、個別銘柄で代用することでコスト削減できる場合、それを紹介しないのはフェアじゃないと感じます。




結果的に私は市場平均ETFは個別銘柄を多く買うことで代用できるのではないかと思います。

30銘柄くらい買えば、市場平均ETFの代わりになると考えています。

まあ私は数学的な才能はあまりないので、証明などできないのですが、実地的にそれは証明されているんじゃないかと思います。

30銘柄といえば、NYダウ指数の採用銘柄数です。

そしてNYダウとS&P500指数の動きって、そうとう近い動きをしているんですよね。

下のチャートはNYダウとS&P500指数の比較です。上から1年、5年、20年となっています。

1年チャート

5年チャート

20年チャート

途中でどちらかが勝ったり負けたりはあるのですが、最終的には似たようなパフォーマンスになっています。

NYダウは30銘柄でS&P500指数は500銘柄です。

この動きが似ているということは、500銘柄を30銘柄で代用できるということじゃないかと思います。

統計学のことを私は良く知りませんが、仮に10000人の人がいても、そのうちの何%かをサンプルにして調べれば、おおよそ全体のことが分かると聞いたことがあります。

500銘柄の動きも30銘柄くらいでおおかた把握できる、ということなのかもしれません。




上の図を見ると、個別銘柄を多く買えば市場平均と似た動きをするポートフォリオを作ることは可能なんじゃないかと思います。

正直、NYダウ銘柄を1株ずつ買えばいいわけで。

まあ30銘柄を集める手間や、銘柄購入時のコストを考えると、最初からETFを買った方がいいのかもしれません。

ただETFだからいい、市場平均だからいいということではなく、銘柄を分散するという考え方からETFや市場平均が生まれた、ということは忘れないようにしたいなと思います。

ETFの背景を知ることは大事だと思います。