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IBMは配当金をこれからも増配できるのか?

2018年9月2日日曜日

IBM



連続増配年数23年のIBM


IBMは連続増配年数23年です。

P&Gやコカ・コーラ(KO)といった50年以上増配の「配当王」と比べれば、まだまだケツが青いですが(失礼)、この23年間といえば、あの2000年前後のITバブル、2008年前後の金融危機の時期ですら増配を繰り返してきたということです。

連続増配という株主還元にIBMは積極的である、というお墨付きを与えていいことでしょう。

そんなIBMですが、これからも増配を期待できるのか考えてみました。




現状の数値


まずはIBMの2018年9月のEPS見通しと配当金、配当性向を確認します。


IBM2018.8月現在
2018年EPS見通し13.80ドル
配当金6.28ドル
配当性向45.5%


数値をみると、IBMはかなり優秀な成績を残していることが分かります。

2018年EPS見通しの13.80ドルに対して、配当金は6.28ドルとなっています。

配当性向は45.5%ですので、いますぐに連続増配記録が途絶えると考えるのは難しいです。

連続増配年数が途絶えると考えるより、むしろどこまで伸ばせるか?と考える方が自然かもしれません。

仮にAT&Tのように毎年1セントずつ配当金を伸ばしていけば(6.28→6.29→6.30、、、、)、配当金を永遠に伸ばしていけそうな気さえします(ただそんなことをすれば、株主を馬鹿にしているのかとCEOはクビになりそうですが)。

他の連続増配企業は、配当性向が高止まりしている企業が多いことを考えるとかなり優秀な数値です。




これからの事業見通し


現状では優秀な数値を残しているからといって、これからもそれが続くとは限りません。

なのでIBMの連続増配を考えると、IBMの事業がこれからも世の中で受け入れられていくのか、という視点も必要かと思います。

この点に関しては、IBMの事業を素人が分かるはずもなく、会社の運営を信じるしかありません。

直近の決算である2018年年度第2四半期決算では、


IBM前年比
売上4%
EPS5%
戦略分野15%


という数値になっています。

先ほどの配当関係の数値と同じように、現時点では前年比で伸びていますので、今のところ大きく心配する必要はないのかなと思います。

また表にある「戦略分野」とIBMが伸ばそうとしている分野、

クラウド、Watson AI、アナリティクス、ブロックチェーン、セキュリティー、データセンター

という分野が前年比で+15%の伸びを示しています。

この分野はIBMがこれから世界で広がるであろう分野、自社の得意な分野、利益の取れる分野を選んでいるだろうと思います。

これらの分野が伸びていることは、これから先の時代もIBMは必要とされていくのかなと、私は考えています。

ですので、IBMはこれからも事業運営を続け、投資家に還元できる配当金を稼ぎ続けるでしょう。




まとめ


IBMは連続増配年数23年です。

配当金を重視する投資家にとっては重視すべき企業で、これからの連続増配記録が気になるところです。

2018年9月現在のの配当性向は45.5%と余裕があり、今のところ配当金を支払う余裕は大いにあり、連続増配記録も期待できます。

またIBMの事業の行く末も、IBMが重視する戦略分野が伸びていることもあり、将来は決して暗くないものと思われます。





関連記事:

以前に書いた記事ですが、IBMの株価はどうなるのか?ということを記事にしました。たとえ株価は横ばいでも、連続増配銘柄ということで保有すると結論しています。

『IBMの株価は上昇するのか?』