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【超高配当銘柄】ゲームストップ(GME)は配当金を維持できるのか?決算と今後の見通し。

2018年10月10日水曜日

GME

ゲームストップは配当利回り9%超のスーパー高配当銘柄

知る人ぞ知る銘柄、ゲームストップ(以下GME)は10%を超える配当利回りです(2018年10月6日)。

今より株価が低迷していたときには11%以上の配当利回りがありました。

配当利回りが高い米国株の中でも、ひと際目立つ存在です。

GMEは社名のとおりゲームを売る会社ですが、この会社に投資している人たちにとって気になるのは、現在の高い配当利回りを維持できるのか?ということだと思います。

投資している人ならご存知と思いますが、売上や利益が前年を下回り続けているからです。

投資家は、

「株価の上昇や増配は望まないから、せめて配当金だけは維持してくれ!減配はやめて!!」

といく気持ちでいることでしょう(私も)。

GME株のホルダーとしてこの点を考えてみました。


配当金は支払われている


GME配当金
2018単価前回からの
増配率
初回からの
増配率
10.40.380.00%0.00%
6.280.380.00%0.00%
3.230.38
2018年の配当金支払いは上記のとおりです。

現時点ではきちっと配当金は支払われています。

ちなみに連続増配年数は6年(Dividend.comより)なので、株主に配当金を支払う姿勢は経営陣にあると思います。


過去の決算と将来の見通し

現時点ではGMEの配当金はしっかりと支払われてきました。

そして大事なことは将来の配当金です。

ですので注目すべきはGMEの将来の売上、利益の動向でしょう。

経営陣に配当金を支払う意思があるとしても、配当金を支払う原資がないと支払えない。

まずは過去の業績をチェックしてみます。

2017201620152014
総収入9224860793639296
粗利益3040300929182783
営業利益526611660635
純利益34353402393
グラフ
少し見づらいかもしれませんが、2014~2017年の年ごとの業績です。

総収入=売上は年ごとによって多少の変動がありますが、大きく下落していることはありません。

粗利益(売上ー原価)はやや上昇傾向です。

営業利益は減少傾向です。

最後に純利益は2017年に急減しています。

2017年の純利益の急減の理由を調べていたのですが、営業外税金ということです(GMEのホームページにはフランスでの税金が~~と書いていたのですが、詳しいことは分かりませんでしたorz)

これは一時的な損失だろうと考えられます。


2014~2017年の業績を確認すると、売上や粗利益は横這い~やや上昇で推移していることを考えると、GMEから消費者が遠のいているとは考えられません。

(まあゲーム業界全体のパイが広がっていることを考えると、横這いでは遠のいていると考えることもできますが。)

ただ営業利益は減少しています。

販管費が上昇しているからでしょうが、米国の景気拡大による人件費の上昇や家賃の上昇などが関係しているのかもしれません。

本業の儲けを表しているといわれる営業利益が減少しているのは、とても問題です。

GMEの株価が冴えないのも、投資家が心配するのも、ここが問題だと考えられます。

事業が縮小しているんじゃないかという懸念があり、将来への見通しは良好とはいえない状況です。


次に2018年の会社発表による見通しです。
見通し2018
総収入-2.0%~-6.0%
既存店0~-5.0%
調整済みEPS3.00~3.35
総収入はマイナス2%~マイナス6%、既存店売上は0~マイナス5%、調整済みEPSは3.00~3.35ドルの見通しです。

2017年のEPSは3.40ドルだったので、2018年のEPSは減少する予想です。

ただ救いとしては2018年の配当金は(おそらく)0.38×4=1.52ドルなので、2018年のEPS見通しの下限である3.00ドルだとしても、配当金を支払う余裕はあるということです。

業績が減少しているので、経営陣がどう判断するかは分かりませんが、、、。


まとめ

GMEは配当金を今後も維持できるのか?という問いですが、

・業績は減少しているものの、EPSは3.00~3.35ドルと現在の配当金1.52ドルを上回っており、配当性向に余裕はある

・ただ業績は減少しているので、楽観はできない

ということがいえると思います。

このあたりを投資家がどう見るかでしょうね。

こんな先行きが分からない銘柄は嫌だ、という見方もあれば、配当性向に余裕はありそうだ、という見方もできるかもしれません。

ただ米国株式市場は効率的なので、安い株価にはそれなりの理由があるということは気をつけたいです。


最後にGMEの自己資本比率は43.92%となっていて、今のところ倒産という危険はないようです。

また近年の業績の低下を受けて、会社側が何もしていないわけではないです。

次の機会にGMEのやっていることも含めて書いてみたいです。

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