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【2018Q3分析】IBMの株価、決算発表で急落

2018年10月18日木曜日

IBM

IBM、7.63%の株価下落

IBM株ホルダーにとって怖れていたことがおきました。

2018年Q3決算発表により、IBMの株価がマイナス7.63%の急落となったのです。

IBMホルダーの懸念である、売上の低下が2018年Q3も継続していたことが判明しました。

アナリストの株価予想も下がったようですorz。


2018年第3四半期決算の結果


IBM市場予想2018Q32017Q3
売上190.4187.6191.5
EPS3.43.413.3
2018年第3四半期決算のIBMの結果です。

売上高は187.6億ドル、市場予想は190.4億ドルで市場予想を下回っています。

EPSは3.41ドル、市場予想は3.4ドルと市場予想を上回りました。

(ちなみに2017年比では売上高は下回り、EPSは上回っています。)

売上総利益率は46.9%と前年同期と同じでした。


EPSは市場予想、前年比ともに上回っているので、ここまでの下落は大げさじゃないかと(ホルダーとしてポジショントークを含みつつ)思うわけですが、やはり長年続く売上の低下が、

「IBMは構造的衰退に向かっているんじゃないか?」

という懸念を引き起こすものと思われます。



IBM2018Q3前年比売上割合
コグニティブ
ソリューション
-5.73%22.12%
グローバルビジネス
サービス
0.90%22.02%
テクノロジーサービス

クラウドプラットフォーム
-1.95%44.21%
システム0.87%9.26%
グローバル
ファイナンシング
-9.13%2.07%
この表はIBMの主要5部門の前年比売上と、2018年Q3における売上構成比です。

IBMは、

「戦略分野と位置付ける収益は過去12か月間で13%増」

といっているようですが、今回の決算とみると、「ホントに戦略分野の収益は増えてるんかいな?」と思わないでもない内容です。

業界全体で伸びているクラウドとかセキュリティなどの分野で、IBMはついていけてるのかなと。

これから衰退にむかうであろう分野と合わせると、全体的には伸びていないという結果になるのかもしれませんが、、、。

これから伸びる分野と伸びない分野をうまくバランスするのは難しいのかもしれません。

ただ売上の低下が長年続くから、投資家がIBMの先行きにかなり疑問に思っているのは間違いないです。


気になる配当は?

IBMのホルダーとしては、連続増配銘柄でもあるので配当金が気になります。

IBMはEPSの通期見通しを13.80ドルとしていて、これは今回の決算発表でも変わらずでした。

配当金は6.28ドルの予定なので、配当金がなくなるという事態は考えられません。

自社株買いも継続します。


永遠の不発弾

株価の7.63%の急落はショックでした。

市場は、IBMの売上が長年の低下していて、構造的衰退にむかっているんじゃないか?という懸念を抱いています。

よく米国株ブログ界隈ではIBMのことを、

「永遠の不発弾」

といっていますが、一部の投資家はIBMに期待させられて、「いつか業績が回復するだろう、いつか株価は上昇するだろう」と思い投資しますが、その期待にIBMはいつも応えてくれません。

なので永遠の不発弾という呼称は、まさしくIBMに当てはまる呼称です。

今回の急落で愛想をつかして売っちゃった人もいるかと思いますが、売るという選択肢は私の頭にも今回は芽生えました。

ただ配当金の存在と、「いつか、、、」という淡い期待でいつまでも手放さない可能性が高いです。

正直、判断は難しいですよね、、、。


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