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【バフェットへの信任】バークシャーはバフェットがいなくなっても大丈夫だと思う。

2018年11月10日土曜日

BRK.B

バフェットのいないバークシャーの行く末


先日、とある米国株ブロガーの方が、

バフェットがいないバークシャーに魅力なんてあるか

というようなことを書かれていました。


私はバークシャー(BRK.B)株を保有しているので、なるほどなと思いながら、読ませていただきました。

私も確かにバフェットがいなくなれば、バークシャーから魅力がなくなると思います。

バークシャー株の魅力の一部は、明らかにバフェットのカリスマ的魅力も含んでいるからです。

ただ私はバフェットがいなくなったら、バークシャーに魅力はなくなるかもしれないが、バークシャーにはあんまり影響ないのではないかと思っています。


バフェットがいなくてもバークシャー株に影響がないと考える理由

まず基本として、バフェットリスクのことを株式市場はすでに織り込んでいると思います。

いつかくる明らかなことですから、それは織り込んでいるんじゃないでしょうか?

突然、というわけでもないでしょうから。

理由1.すでに投資だけの会社ではないから

米国株投資をしている人ならご存知でしょうが、バークシャーはすでに投資だけの会社ではありません。

保険、鉄道、電力、製造などなど多岐にわたっています。

バフェットの魅力である投資術はバークシャーの業績に与える影響は、すでに一部になっています。

そしてバフェットは各事業(各企業)はそれぞれの責任者(経営者)に任せています。

すでに投資事業以外の事業にバフェットは深く関わっていません。

バフェットがバークシャーに与える影響はもう限定的なのが現状じゃないでしょうか?

理由2.バフェットの1日の大半は読書時間。この時間の過ごし方でどう経営に関わるのか?

これもよく知られていますが、バフェットの一日の時間の過ごし方は、ほとんど読書時間に充てられています。

この時間で各企業のアニュアルレポートを読み込んだりしているようです。

またバフェットはトランプゲームの「ブリッジ」というゲームにはまっていて、週に10時間以上はブリッジのオンライン対戦をやっているようです。

こういう時間の過ごし方はバフェットらしいですが、経営の一線でバリバリ働く経営者の時間の過ごし方ではありません。


バフェットはバークシャーの投資事業に関わっているのは事実でしょうが、先ほども書いた通り、それ以外の事業にバフェットが深く関わっているとは思えません。

そのような時間の過ごし方をバフェットは送っていません。

現時点ですでに、バフェットが投資事業意外には深く関わっていないです。

他の人に任せているんですね。

現時点でのバークシャーの好業績は、バフェットが良い会社を買ったから、ということはあるでしょうが、バフェットが直接経営しているから、というわけではありません。

仮にバフェットがいなくなったとしても、投資事業以外の事業の業績が大きく下振れるということは考えづらいです(景気動向によっては下振れもあるが、バフェットがいなくなったと言って売上が下がるわけでもない)。

理由3.バフェットでもS&P500を圧倒的に超えられる環境ではない

バークシャーにおける投資事業は、すでに全体のなかの一部になっています。

そしてバフェットの投資は、昔のようにS&P500を大きく超えられる環境にないです。

というのも、バフェットの運用する金額が巨額すぎて投資先がないからです。

バフェット(バークシャー)のポートフォリオを見てもらえば分かりますが、アップルやウェルズファーゴ、コカ・コーラ、クラフトハインツといった大企業が名を連ねます。

これくらい時価総額が高くないと投資できない。

限られた銘柄の中からバフェットのお目にかかる企業はそうないんじゃないでしょうかね。


ここにきてのアップルへの投資はさずがバフェット、と唸らせるものではありますが、それ以外の銘柄、ウェルズファーゴやコカ・コーラ、クラフトハインツといった企業の株価はどうなのか?といえば、あまりパッとしません。

バフェットが衰えたというより、したくてもできないんじゃないでしょうか。


バフェットの代名詞でもある投資ですが、個人的にはもうバフェットの趣味みたいなものになっている感じもします。

市場平均を大きく超えられないのなら、市場平均に投資すればいいじゃないですか。

個別銘柄に投資する必要は特にないような気もします(まあ、配当金収入などあるでしょうが)。

バークシャーという企業はバフェットの卓越した投資利益によって成長する、という段階ではないです。

ですので、投資事業以外の事業にバフェットの影響は大きくはないと思うし、投資事業でも市場平均を大きく超えていないのであれば、実質的にバフェットがいなくてもバークシャーは健全に経営していけるのではないかと思います。

バフェットがいなくてもいい、という意味では当然ないですが、ある意味、バフェットがいなくなるリスクというものをバークシャー(バフェット)自身が一番わかっていて、意図的にそういう体制にしているのではないかと考えられます。

理由4.創業者でもなくても、名経営者は多く存在する

バークシャー≒バフェット、というイメージがどうしても強いです。

ただ(繊維企業ではない)バークシャーの実質的な創業者であるバフェットがいないと、経営はうまく運営できないのか。

そうとは限らないでしょう。

例えば、マイクロソフト創業者のビルゲイツと現在のマイクロソフトのCEOサティア・ナデラではどちらがいいと聞かれると、甲乙つけがたいと思います。

創業者ではない経営者が、「ダメ経営者」とは限らないんですよね。


バークシャーを構成する企業群って、コングロマリットという言葉がぴったりで、いろいろな業種が混在しています。

それらをうまくシナジーを発揮させて、コントロールできる経営者が現れるかもしれませんし。

ひょっとしたら、いろいろなセクターの企業が混在した、無駄の多い組織形態という可能性もあるわけですから。


理由5.バフェットほどの人物が、自分がいなくなった後のことを善処できないはずがない。

最後の理由は、素人がバークシャーの行く末を心配するような愚かな人物ではバフェットはない、ということです。

当然、バフェットがいなくなった後のことはすでに考え済みでしょう。

バフェットがいなくなった後のことは、十年以上前から話題になっています。

バフェットのように超聡明で合理的な人物がそこに考えが至らないはずはないし、素人が考えるよりはるかに素晴らしい知恵を考えているはずです。

バフェットは常人よりはるかに優れた人物である、ということは忘れないほうがいいと思います。


私はバフェットがいなくなった後の、バークシャーの行く末を心配していません。

理由は書いた通りですが、中でも理由5の、

バフェットがそのことを考えていないはずがない

というのが大きいです。

バフェットは常に常人より先を考えているし、いろんな可能性を考えています。

超人並みに頭がいいのだから、バフェットのことを信じていればいいんじゃないですかね。

バフェットは、一素人レベルでは批評できないほどの高見のレベルだと思います。

経験、実績、能力、すべてが最高級ですから。

悪人なら信用できませんが、そうでもないのでバフェットに関しては「妄信」レベルで接していいと思います。

だからこそ、多くの投資家や経営者からいまでもバフェットは尊敬され続けている。例えば、アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは「バフェットの言葉には耳を傾ける」と言い、グーグル創業者のラリー・ペイジやフェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグが師と仰ぎ、マイクロソフトのビル・ゲイツは波長の合う親友でもある。
バフェットの言葉は投資の世界にとどまらない。分散ではなく集中、短期ではなく長期的視点、成長性と競争力重視……それらはみな、経営の本質をつく「哲学」となっているからだろう。~Forbes JAPANより~


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