このブログを検索

【書評】小説ドラゴンクエスト 高屋敷英夫著

2018年11月28日水曜日

書評

結構楽しめる

「小説ドラゴンクエスト」を読みました。

読後の感想としては、「けっこう面白かった」という感想です。

文体は若い人向きという感じですが、大人な私でも特別な違和感なく読むことができます。

初版が1989年4月6日ということもあり、時代背景なのか、主人公が熱血漢で「困難は気合で乗り切る!」という感もありますが、なかなか楽しかったです(ちなみに私は加筆修正された2000年版を読みました)。


原作にはいない人物「ガルチラ」

この小説はゲームの原作とは、やや違う設定があります。

一番の違いが原作のゲームでは主人公の一人旅なのですが、この小説では旅の仲間ができます。

「ガルチラ」という青年です。

意外にも主人公より頼りになる人物だったりしますwww

ガルチラの登場が原作のゲームとは明らかに違う設定です。

ただこのガルチラという青年は非常に魅力的なキャラクターでした。

この「小説ドラゴンクエスト」の続編である「小説ドラゴンクエストⅡ」も読みましたが、「ガルチラ」の設定が生きていて名前も出てくるので、喜んでしまいました。

この若者にはいろいろな事情があるのですよ。


他の細かな設定も違いはあるのでしょうが、原作のゲームを詳細に覚えていないし、読んでいる分には面白く読めたので特に気になりませんでした。

小説を全体的にいえば、竜王・魔物=悪、人間側=善、という勧善懲悪もので、話は単純ですが、意外に魔物側にもストーリーがあったりします。

ラスボスの竜王にも人間側を侵略するいい分があるようでしたが、あまり深く言及がなかったのが残念と言えば残念です。

そのあたりをもうちょっと長く書いてくれたらもっと面白かったですね。


ゲームはかなり昔にクリア

初代ドラゴンクエストはスーパーファミコンで「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」がセットになったソフトでクリアしました。

ただ記憶としてはあんまり覚えていない。

Ⅲもあまり覚えていないくらいですから。

ですので、原作のゲームと小説の違いがはっきりとはわかりませんが、小説自体は楽しめました。


どこかのサイトで見たことがあるのですが、この初代ドラクエの勇者が最強じゃねえか?という意見をみたことがあります。

確かに1人で旅をしてボスを倒すわけですから、かなり強いのは間違いない。

他のシリーズは1人ではないですから。

そう考えるとかなり強いですよね。

そんなことを思いながら小説を読んでみると、小説に味がでて面白いですね。


ドラクエ11をクリアした後に読むと、、、

この本を読んだきっかけですが、それはドラゴンクエスト11をクリアしたからです。

といっても一度クリアした後の世界まではクリアしていないのですが、、、(ドラゴンクエスト11は最初にクリアしたあとも物語は続く。そして一度クリアするまでの時間と同じくらいの時間がかかるらしい、、、)。

クリアした後の世界がかなり長くなりそうなので、今はちょっと断念中ですが(笑)、YouTubeで本当のエンディングを見て感動して、初代ドラクエの物語に触れてみたくなりました。

(ちょっと反則のエンディング閲覧です。)

ドラクエ11をクリアした後でこの「小説ドラゴンクエスト」読むと、この初代ドラクエの主人公がドラクエ11の主人公の〇〇なのか、、、と思えてなかなか感慨深いものがあります。


ドラクエの世界は繋がっていた、と思いながら読むと、初代ドラクエの世界も結構楽しい。

活字で読むドラクエもなかなか楽しかったです。

スポンサーリンク




関連コンテンツ