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IT化の本質は富の移転。

2018年12月27日木曜日

独り言

ITの本質

以前、BSのNHKをみていたら、「バカの壁」の著者、養老孟司さんがでていました。

そこで、

「グローバリゼーションの本質は『同質化』ですよ」

ということをいっていました。

そのとき私は、

「ああそうだよな、確かにグローバル化が進み、世界中の都市が似たようになっているし、人々の考えやファッションも似たようなものになっているよな。違うところはあるとしても、似たものになってきたのは確かだ。」

と感じた次第です。


それと似たような考え方で、IT化の本質は「富の移転」ではないかと思います。

例えばアマゾンを考えるとわかりやすいですが、アマゾンは伝統的な小売業者の領域に踏み込んで時には破壊し、富を奪っています。

言い換えると伝統的な小売業者 → アマゾン へと富が移転していることになります。

で、アマゾンは富を「創造した」というより、言い方は悪いですが「他の所から奪っている」といったほうがしっくりくるんじゃないかと思います。

日本なんかは分かりやすいですが、家計の消費支出はほとんど変化ありませんがアマゾンの日本の売上高は10%上昇しています。


(上は総務省、下は流通ニュースからの参照です)

家計の消費支出は変化ないのに、アマゾンの売上が上がっているということは、どこかよそのお店が売れていない、ということになります。

従来の小売業者からアマゾンを含むIT企業へと富が移転していると言えると思います。

便利で安いに流れるのが消費者

これはアマゾンに限らず、アップルやグーグル、フェイスブック、ネットフリックスにも言えることだと思います。

ほとんどが従来のサービス・商品から富を移転している形態だと思います。

YouTubeなんかはどこかから富を移転すると同時に、新しい価値も付け加えていますけど。

で、こういうことを考えると、IT企業の隆盛はまだ止まらないんじゃないかと思います。

というのもやはりITは便利ですよね。

家に居ながらにしてアマゾンで商品を比較できるし、わざわざ地図を広げなくてもグーグルマップで行先の経路が分かります。

それは消費者はITのほうに流れますよね。

便利だし、価格も安いじゃないですか。

無料も多い。

やっぱり一度安いとか便利を体験すると、もう後には戻れない。

おそらく人間はそういう生き物なので、IT化が後戻りすることはないです。

従来のサービスからITへの富の移転はまだまだ続くのではないかと考えています。