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NISA恒久化見送りは残念。だけど日本に投資は根付いていない、、、

2018年12月25日火曜日

独り言

NISA制度恒久化は見送りへ

【NISA恒久化見送り=金融業界は延長要望も-政府・与党】政府・与党は6日、時限的な少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の恒久化を、今月中旬にまとめる2019年度税制改正大綱に盛り込まない方針を固めた。金融業界は若者の投資促進に向け延長するよう求めていたが、税収確保を優先する考え。~時事通信より~
少し前の話題ですが、NISA制度の恒久化を見送るというニュースが流れました。

NISAの恒久化を望んでいただけに残念な結果です。

来年あたりにサラッと認められたりするのかもしれませんが、思ったのは、「考えている以上に日本に投資は根付いてない」ということです。

というのも日本人はあまり投資をしていないと思われる現状があるので、正直なところ、認められても認められなくても大方の日本人には興味のないことかもしれません。
これは日本銀行「2018年第2四半期の資金循環(速報)」ですが、金融資産の株式の構成比は11%しかないです。

投資信託と株式等を合計しても15%。

日本人の多くが株式投資をしていないという実態を表しています。

この状況なので、一部の個人投資家にとってメリットの大きいNISA制度でも、世間のおおかたの日本人にとってはあまり関心のない制度だといえます。

だから政府・与党はいくら金融庁や著名ブロガーが頑張っても退けることができる。

そもそもほとんどの人が関心のない出来事だからです。

主婦の社会保険料免除のように世間の大きな関心になれば、政府も考えざるをえないでしょうが、、、。

おそらく80%くらいの日本人はNISA制度を知らないし、おそらく「NISA」より「NASA」のほうが知名度が高そう、、、。

NISA制度は投資家を増やすのに役に立ったのか?

NISA制度は個人投資家を増やすことが目的としてあるはずです。

貯蓄から投資へ、というのがスローガンですよね。

しかしおそらくですが、NISA制度が投資をしない人を新たに投資に呼び込んだ、というのはあまりないと思うんですよね。

全然ないとはいいませんが、少数だと思っています。
これはさきの日銀資料と同じものですが、黒部分が株式の構成比の推移となっています。

リーマンショックがあった時期から構成比は確かに増えているのですが、あの時期に比べて株価は日経平均で2~2.5倍くらいになっているし、S&P500は3倍になっています。

それを考えると、構成比は増えるのが当たり前で、「貯蓄から投資へ」のNISA制度によって個人投資家が増えているのならば、構成比はもっと増えていないとおかしい。

この資料から「貯蓄」から「投資」へと大きく資金が移動していることは読み取れないし、それは個人投資家が大きく増えていない、ということを表しています。

NISA制度は「貯蓄から投資へ」、個人投資家を増やした制度であったのかは、はっきりとは言えません。

なので目的を果たしているのか分からない制度の延長が認められなくても、大いに不満は言えないと思います。

めちゃくちゃ効果がありましたよ、というのなら話は別ですが、、、。

投資をしている個人投資家にはメリットは大きいのですけどね、、、。

個人で頑張るしかない

NISA制度は個人投資家に有利な制度です。

が、政府としても税収が欲しいので、基本的に有利な税制を認めない方向に動きますよね。

あてにすると痛い目に合うだけですから、あまりあてにせずに、自分の身は自分で守り、個人の努力で頑張るということでしょうね。

むしろその努力を楽しんだ方がいいのかもしれません。

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