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【決算分析】IBMQ4の感想。収益「下落」から「横ばい」へと潮目に変化を感じた。

2019年1月25日金曜日

IBM 決算分析

前年は割っているが。


IBMの2018年第4四半期決算が発表されました。

個人的には、あまり良いとは言えない決算だなと思いましたが、ただ下落する収益から横ばいへと変化する可能性はあるなと感じました。

IBMが2019年のEPS見通しを2018年の13.81から、2019年は最低でも13.90と上昇させていることから、2019年の収益は下落の流れではないのかなと思います。

横ばいでも言葉は悪いかもしれませんが、「下落する企業」と「横ばいの企業」では大きく違います

明らかに横ばいのほうがワンランク上です。

基本的な数値は、

四半期2018Q42017Q4
売上2176022543-3.47%
EPS 4.875.14-5.25%
通期20182017
売上79591791390.57%
EPS 13.8113.661.10%
となっています。

四半期決算では売上EPSともにマイナス通期では売上EPSともに少しプラスになっています。

通期でプラスになったのは売上ではシステム部門のおかげ、EPSは税制改革のおかげじゃないでしょうか。

システムの売上は一時的なもので、現に2018Q4決算ではそれが剥落してシステム部門の売上は悪いです。

他の部門ははっきりいって横ばいですよね。

ですのでこのあたりは、あまりいいとは言えない決算だなと思います。

良かったのは2019年見通し

今回の決算発表で良かったと思えるのは、2019年のEPS13.90以上の見通しです。

2018は13.81だったので、言うほど大きな成長ではありませんが。

ただ予想は横ばい以上なので、IBMとしては収益の下落が止まったと考えているということでしょう。

何度も言いますが、IBMの収益は「下落」ではなく「横ばい」。

「収益下落企業」から「収益横ばい企業」へとランクアップ

この差は大きくて、だからこそ株価は急反発を見せたのだと思います。

IBMがこれから良くなるとの期待から買われたのではなく、IBMがクソ株と認識されていたのが、普通の株と認識を改められたから買い戻された、というのが株価上昇の理由じゃないでしょうか。

PERが売られ過ぎの10倍から、市場平均に少し近づく過程かなと思います。

IBMの株は売られすぎているので、買い戻されるだけでも株価が上昇することになります。

この流れを断ち切らないためにも、2019年の決算はかなり重要です。

前年の数値を明らかに割るようだと、株価はもとに戻す可能性があるからです。

まああのIBMが最低でも13.90以上のEPSというならば、前年の数値が大きくコケることはないだろうなと思いますが、、、。

ここまで株価が急反発するならば売る理由はない

IBM株を売るつもりは毛頭ありませんが、決算発表後にここまで株価が急反発するなら、なお売る理由はないです。

市場がIBMへの見方を変化させた可能性があるからです。

もし流れが株価の下落基調から変化したのならば、当分IBM株を持つ理由になります。

PER10倍からPER15倍になるだけでも株価は大きく上昇することになります。

PER15倍は特におかしな数値ではありません。

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