【MO銘柄分析】アルトリアは風当たりが強いが株主還元強く、収益微増が続く。

風当たり強いもリターンが高かったアルトリア


ジェレミーシーゲル教授の本で、過去のパフォーマンスが良かった銘柄として紹介されているのがアルトリア(旧フィリップモリス)です。

アルトリアは1990年代に訴訟が数多く起こされ株価が低迷していたにも関わらず、配当金を増やし続けたました。

アルトリアに配当再投資を繰り返していれば、その後の株価回復でリターンを得ることができた銘柄です。

まあ、後から言えば、なんですけど。


訴訟が頻発したように、アルトリアが扱っている商品のタバコは人間の体に害を及ぼす商品です。

規制当局からのチェックも厳しく、世間からのイメージも良いとはいえません。

ただタバコはとても依存性が強いようで、いくら体に悪いといわれても吸う人は吸う商品です。

とはいえ、たばこの喫煙者は先進国では減少しており、タバコ企業は値上げで売上を確保しているのが現状です。

主力の紙巻きタバコの減少が大きいのですが、そこで各社は紙巻きたばこではなく、電子タバコに力をいれたり、タバコ以外の大麻産業に参入したりといろいろな手を打ってきています。


株主還元が強い歴史ある企業

アルトリアは株主還元意識がとても強く、毎年8%前後の増配を行っています。

49年もの間、増配を行っています。
図は2017年のものですが、長期間の目標としてEPSの平均7〜9%の成長率と配当性向80%と決めています。

その通りにEPSも年々成長していますし、予想以上にEPSが成長すれば、配当性向を80%と決めているので、投資家には嬉しい大幅な増配率という配当金ボーナスがあります。

この会社からは徹頭徹尾、株主のためにあろうとする姿勢を感じます。


アルトリアの歴史をすこし書くと、もともとの社名は有名なフィリップモリス・カンパニーです。

「フィリップモリス」はもともとロンドンのタバコ屋さんをやっていた人物の名前です。

創業は1847年に遡るようですね、歴史ある、、、。

しかし時は流れ、フィリップモリスという名前のタバコを連想させるイメージを嫌ったようで、2003年に社名をアルトリアに変更しています。

誕生したアルトリアから米国以外の部門を分離したのが、今上場しているフィリップモリス・インターナショナル(PM)です。

これが2008年のことです。

社名変更や組織分離などダイナミックなことが起こっていますが、タバコというイメージや健康に悪い商品を扱っていることからが原因だろうなと考えられます。

業績



アルトリアの業績の推移です。

横這い~微増という感じでしょうか。

売上、営業利益は横這い~微増ですが、年単位で見るとEPSのほうは上下あります。

全体的に見ると、少しづつ上昇しているかなと見ることができます。

業績が底堅いのが強みです。


アルトリアはタバコという底堅い需要を持つ企業であり、株主還元にも積極的。

しかも高配当利回り銘柄です。

配当金を重視する米国株投資家なら注視すべき銘柄です。

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