ヘルスケア怖いと言いながら、チャンスの可能性もある。

逆境のヘルスケア


米国のヘルスケア銘柄の株価が下がっているわけですが、下落する理由を考えるとやはり手を出すのはためらわれます。

というのも、ヘルスケア株が下落しているのは高い価格設定や値上げを米国議会から批判されているからです。

もともとトランプさんも薬価のことをとりあえていたので、逆風が吹いていましたが、今は米国議会でこの問題は取り上げられています。
米議会上院の財政委員会で26日、薬価高騰問題に関して製薬業界首脳を招致した公聴会が開かれた。議員側は現在の処方せんの価格決定方式を「道徳的に嫌悪感を覚える」と批判し、各社首脳に責任を持って対応するよう強く迫った。とりわけアッヴィABBV.Nのリチャード・ゴンザレス最高経営責任者(CEO)と同社の関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」が議員らのやり玉に挙げられた。このほかアストラゼネカAZN.L、サノフィSASY.PA、ファイザーPFE.N、メルクMRK.N、ジョンソン・エンド・ジョンソンJNJ.N、ブリストル・マイヤーズ・スクイブBMY.Nの首脳陣が出席して質疑に応じた。
というニュースがマネックス証券に載っていましたが、議員さんから高給取りのCEOが怒られているシーンが目に浮かびます。

まあ子供がおじさんに怒られるのならそれだけで話はすみますが、ことは米国議会での話で、怒られたからそれで終わりというわけにはいきません。

民主党と共和党、両方の議員さんから怒られているのが難しいところで、いざとなれば両党一致できる可能性あるんですよね。


すでにヘルスケア業界は価格引き上げペースを落としています。
製薬会社が政治的圧力から処方薬の価格引き上げペースを落としているため、CVSが製薬会社から受け取るリベートの規模も縮小し、収益が圧迫されそうだ。米政府はリベートの仕組み自体を抜本的に見直すことも提案しており、CVSのメンロ最高経営責任者(CEO)は、こうした見直しが行われた場合、高齢者や障害者向け公的医療保険(メディケア)の処方薬プランの保険料引き上げを迫られると警告した。

これもマネックス証券にのっていたニュースです。

CVSの話題なのですが、製薬会社が価格引き上げペースを落としているため、CVSが受け取るリベートの規模が縮小する、という話です。

すでに政治的圧力から、薬価には影響が出始めています。

ただ薬の使用量は変わらない

まあこういった背景から、ヘルスケア株は今までのような利益水準を確保できないのはないか?という疑問が生まれ、株が売られる展開になるのは理解できます。

ただ一方で、この政治的圧力がどこまでヘルスケア株の利益に影響を及ぼすかは、具体的にはわからない。

例えばEPS1ドルが0.8ドルに減るのか、それとも1ドルのままなのか、それとも上昇ペースが落ちるだけで1.05ドルになるのかもしれない。

わからない以上、株式市場が騒いでいるだけで、ここまで株価が下落する理由はないのかもしれない。


おそらく薬の価格が変わったとしても、人々が使う薬の量は変わらない。

薬は絶対に必要なものだからです。

世界の高齢化やいろいろな病気が薬で解決できることを考えると、減ることは考えられないんですよね。

だから価格が変化しても量は変わらないから、正直、製薬会社に大きな変化がでるのは疑問です。

すべての薬の価格が10%以上減少すれば影響もでるでしょうけど、、、。

優良企業の一時的な落ち込み

まあいろいろなニュースで株価が下落しても、いるもんはいるので、こういうときこそヘルスケアの優良企業はチャンスなのかなと思ったりします。

優良企業の一時的な落ち込みはチャンスの可能性ありです。

クアルコムの例もありますし。

ただこの話題は簡単には解決しないでしょうから、長引く可能性もあるのが難しいところ、、、。

関連記事:
クアルコムって相当すごかったんやな。
米国株。とにかく優良銘柄をバイアンドホールド。長く持ってればなんとかなる?.

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